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初めての方

私の言う「和洋融合住宅」とは、

機能は勿論ですが、主に、
デザイン的に和と洋とを融合した「本当の住宅創り」を目指すものです。

作品集をご覧になって頂くと分かりやすいかもしれませんが・・・
当然、和の強い場合もあり、洋が強い場合もありますが、
それぞれの良さや好みを絶妙に「融合」した

「すべてにやさしい本物の家」を創ることです。

尚、さらに付け加えれば、
意味のない高気密高断熱をやめ、
地球と共生し、自然の恵みをいっぱい受ける「パッシブソーラーの呼吸する家」、
一番温めにくく冷やしにくい空気での空調をやめ、
ポカポカ、ヒンヤリを感じる「輻射熱暖冷房のサスティナブルエコ住宅」の実現を目指しています。

詳しくはこちら

Flow 納品までの流れ

①まずは・・・・

「家創り」に「こだわり」があり、私のHPや作品集等で、多少なりとも何かを感じて頂けるようでしたら、まずは、電話でもメールでも、お気軽に連絡してみて下さい。

勿論、地震(耐震)、増築、リフォーム、土地の事等、建築に関わる相談事なども、どうぞ・・・・・}

TEL 054-263-7277

②お会いしましょう

もし、直接お会いする事が出来るようでしたら、是非、気軽に事務所(呉服町)に、お立ち寄り下さい。

事務所の打ち合わせ室は、ギャラリーとしても、常に皆さんに開放しています「Salon de SAANA(さあな)」・・・知っている人だけ知っています・・・あの有名なSANAA(さなあ)と間違える人も(苦笑)・・・・・


③それでは・・・・

それでは、という事になりましたら・・・・プランニングに取り掛かりましょう。

まずは、自分の要望書(メモ書きでOK)を作ります。

どんな我がままや、どんな小さな事でも遠慮なく要望してください。
ただし、物理的に、予算的に、実現できるかどうかは別ですが・・・

④現地調査等(地盤調査を除く)

場合によっては最初の段階で、まずは、現地そして周辺環境やインフラの確認をします。
そして同時に関係法令等の確認等、プランニングの為の事前調査を行います。

最初のプランニングをした後で現地調査となるケースもあります。


⑤プラン(スケッチプラン)の提案※ここまでは無料です。

要望書、現地の諸条件、関連法令等、総合的な検討をもとに、最初のプランを提案します。

さあ、ワクワクする家創りの始まりです!

⑥設計契約

スケッチプラン(細部に関しては基本設計で・・・)に対して、OKならば、設計契約を結んでください。

「ちょっと違う」と感じたら、何度でも提案します。
それでも「違う」なら・・・・・どうするか相談して決めましょう。


⑦基本設計※ここからは有料です。

家創りに関して施主との本格的コラボレーション(共同作業)の始まりです。

ここで、細部まで納得のいくまでプランを練ります。
後で後悔しないよう、時間を掛け、あらゆる可能性を考え、相談し確認します。

⑧現地調査等(地盤調査を含む)

基本設計終了後(または並行して)地盤調査を始め、詳細な現地調査をします。

特に耐震設計の為の地盤調査は非常に大切です。


⑨実施設計

基本設計をもとに、詳細設計をします。

施主とは勿論、時には行政との打ち合わせを重ねつつ、仕上の決定はもとより、詳細図、法チェック図や構造図、設備図等、実際に建物が建つ為に必要な様々な図面の作成をします。

⑩確認設計

実施設計終了後(または、並行して)行政に建築基準関係規定に適合しているかどうかの建築確認申請書類の提出をし、工 事着工までに、確認済証の交付を受けます。

御存知の通り、耐震偽装事件を受けて平成19年6月より改正建築基準法が施行され、建物の種類、規模によっては 大幅に確認申請業務及び確認済証の交付までの期間が長期化する場合があります。
(ただし、木造2階建住宅規模であれば、影響は小)


⑪建設業者見積もり依頼

実施設計図等をもとに、建設業者に住宅の見積もりの依頼をします。

通常3社以上に依頼する事にしています。

⑫建設業者決定

提出された見積をチェックして、見積の内容が適正であるかどうかの判断のもとに、信頼できる業者を選びます。

(場合によっては、予算に関しての調整を行います)


⑬建設業者と工事請負契約

全てに関して、双方納得ずくの上で、施主は建築家の立会いのもとで、建設業者と工事請負契約を結びます。

⑭着工

さあ、いよいよ、住宅の工事の着工です。

さて、ここからが、家創りの本番とも言えます。
一般的に工事着工前に地鎮祭等を行い工事の安全を祈願します。


⑮工事監理

工事完了時まで、現場に通い、図面通りに工事が行われているか、材料や工法、施工方法等についても細かくチェックします。
(最近は省略する事もあります が、上棟時には上棟式等を行います)

勿論、施主を交えての最終の仕上材や色決めなども、とても重要な仕事です。
また、万一、何らかの理由で施工途中に変更 の必要が生じた場合には、設計変更の対応をします。
中間検査等の諸官庁への検査申請書提出、及び検査時の立会いをします。
(中間検査合格証の交付を受ける)

⑯竣工(完了)検査

工事が完了した時点で、最終的に、仕上にいたるまで、細かくチェックします。
何らかの問題があれば、その是正を建設業者に指示します
同時に行政の完了検査の為の検査申請書等の提出をし、完了検査時の立会いをします。
(検査済証の交付を受ける)


⑰引き渡し(引っ越し)

 

工事の不備、未完等がなく、完全に工事が完了した事を確認したうえで、種々の設備等の取り扱い説明をし、
竣工図や工 事監理業務完了報告書等の書類をお渡しして、お引渡しいたします。
(この時は、いつも、手塩にかけて育てた娘を嫁に出すような気持ちです・・・・・・)

さあ、待ちに待った新しい生活の始まりです。
勿論、今後共、末永~いお付き合いの程を・・・・・・

住宅設計(静岡県 静岡市)の一級建築士事務所、
酒井信吾建築設計事務所へのご質問等はお問い合わせページよりお気軽にご連絡ください

Q&A

設計事務所はどうも敷居が高く、近づきにくいのですが・・・・・

イメージ的にとっつきにくい事は確かかもしれません。これは一般的に設計事務所はCMもしないし、あまり営業もしない(営業マンがいない)事もあり、身近に感じてもらえないという事もあると思います。ただ、少なくとも「家造り」に「こだわり」があるなら、まずは、電話でもメールでも、気楽に連絡してみてください。設計事務所もイロイロですので、その時の印象で決めても遅くはないと思います。
(先入観で決めずに連絡してみて下さい!)

設計事務所に頼むと設計料を取られるので、その分建築費が高くなってしまうのでは・・・・・

これは、皆さんからよく聞くお話ですが、同じ平面図、立面図の使い回しの建売住宅であればその通りかもしれませんが、注文住宅であれば全くの誤解です。住宅建設のバイブルと言われている建築知識の「木造住宅パーフェクトマニュアル」という本にその事が載っていますので参考として下さい。
※「設計料は必要な費用だ」
設計は家づくりに欠かせない業務なので、設計事務所に頼まない場合であっても、費用としての設計料は発生している。ハウスメーカーや工務店など「うちは設計料を取りません」という場合でも、工事費に設計業務の実費が加算されているのが実態だ。建て主にとっては、設計事務所に頼むと、設計料の分、家づくりの費用が増えるような気がするかもしれない。しかし、設計事務所がきちんとした予算管理をすれば、本体工事費や別途工事費の無駄がなくなり、結果的に質の高い住宅をリーズナブルなコストで手に入れることも可能である。
そして、私の私見・・・設計事務所は実施設計完了後、一般的に、数か所の工務店等に見積もりを依頼し、通常一番リーズナブルな所に工事をお願いします。ハウスメーカーや工務店などに依頼した場合、結果的に特命となり競争原理が働かず、割高になる傾向があります。
(設計料は必ず発生しています!!)

設計料について教えてください・・・・

設計料は、設計事務所によって、また、特殊なケース等の諸条件によって、当然一律ではありませんが(標準設計料算定式あり)、住宅では一般的には総工事費の7~10%が目安です。設計料には、基本設計・実施設計のほか、工事着工から竣工(工事完成)までの工事監理費も含まれます。(「建物完成までの流れ」も参照してみて下さい)
私の事務所では、住宅で特殊なケース以外では、5~7%で受けています。
(設計料は、消費税より安い!)(苦笑・・・)

設計事務所に頼むと、いわゆる普通の家に住みたいのですが、普通でない家を勝手に造ってしまうのでは?と非常に心配です・・・・・

これは、どうお答えして良いか、ちょっと悩みます(笑)。普通の家というものがどうゆう家なのかという事はさて置き・・・・・。まず、設計事務所に頼むという事ならば、最低限、相手の事務所の事を知らないと始まりません。まず建築雑誌やHP等で、どんな住宅を設計しているか調べて、この事務所ならば、と思ったら頼む事です。これは、私の事務所の場合ですが、基本設計(スケッチプランの提案程度)までは基本的に無料で、それで気に入って納得して頂ければ設計契約をして実施設計(細部設計)に入ります。また、私は「家創り」とは施主とのコラボレーション(共同作業)と考えていますので、勝手に造るという事は致しません(笑)。ただ、設計事務所もイロイロですので、電話、メール等で、まずは問い合わせをした方が宜しいかと思います。
(家創りはコラボレーション!!)

よくハウスメーカーなどのカタログや広告に住宅単価(坪〇〇万円)が表示されています。非常に安いところもありますが、本当なのでしょうか?・・・・・

れも、建築知識の「木造住宅パーフェクトマニュアル」の中の記事です。
ᡫ「坪単価の落とし穴」(別途工事費に要注意)
コストは、大きくは建築工事費と諸費用にわけられる。建築工事費とは、建て主がハウスメーカーや工務店などの工事会社や設計事務所に支払う費用の事だが、直接、建物を建てるためにかかる費用(これを本体工事費という)と、別途工事費、設計料の3つの費用に分けられる。よくハウスメーカーなどのカタログや広告などに表示されている住宅価格とは、本体工事費の事である。
別途工事費は、一般的には、既存建築の解体費、地盤改良工事費、建物の外回りの塀や門扉、屋外駐車場、植栽などの外構工事費などである。このほか、照明器具工事費、カーテン工事費、空調工事費・特殊設備工事費、屋外電気工事費や給排水などの引き込みなど、設備に関わる工事費が別途工事になる場合が多いようである。
なお、本体工事費は、家を建てるのに必要な総工事費の約75%程度に過ぎないと言われている。
(坪単価に騙されないよう、気を付けましょう!!)

ハウスメーカー等では住宅展示場で、直接実物を見ることが出来、また、営業の方の細かな説明も受けられ、非常にわかりやすいのですが、設計事務所の場合、それが出来ないので・・・・・

う~む~・・・・・これは、おっしゃる通りで・・・、どうお答えして良いか、非常に難しいですが・・・、誤解を恐れず、思っていることをお話しいたします。
まずは、住宅展示場ですが、良し悪しは別として(広告宣伝費も同じですが)これは今ハウスメーカーにとっての必要経費?となっています。全国展開している大手ハウスメーカーは、全国各地にモデル住宅を建てていますし、大々的にCMを打っています。その経費は推して知るべしですが、当然これが住宅価格そのものにONされています。直接実物を見る事は、私の事務所では、建て主にお願いして見学させて頂くことは可能です。営業の方の細かな説明も・・・・・、設計事務所はそもそも営業の方がいませんので・・・、もし、連絡して頂ければ、細かな説明も出来ると思います。・・・・・ただ、考えて頂きたいのは、営業の方と「設計」を語っていませんでしょうか?・・・・・本物の家を目指すなら、設計者と語りましょう。
(ハウスメーカーの得意分野に乗せられないようにしましょう!!)

直接「家造り」には関係ないのですが、耐震診断は受けた方が良いのでしょうか?・・・また費用はいくらぐらいなのでしょうか?・・・・・

耐震設計の考え方が大きく変わったのが昭和56年(1981年)です(昭和56年6月1日に、新耐震として施行)。それ以前の建物であれば、住宅か木造か否かを問わず、必ず耐震診断を受けましょう。私の事務所でも出来ますが、県でも市でも「専門家による無料耐震診断(わが家の専門家診断事業)」を行っています。まずは電話等で問い合わせしてみましょう。耐震診断の結果、耐震補強が必要であれば、必ず補強工事を行いましょう。例えば静岡市の「木造住宅耐震補強事業」により補助金が出ます。補助金の額は耐震評点、高齢者か否かによりますが30万円~65万円です。ただし、補助金は事前申請が原則です。耐震補強工事を行った後の申請では補助金が出ませんので要注意!!(まずは行政へ問い合わせしましょう)
(昭和56年以前か以後かが重要!)

設耐震等級とはなんですか?・・・・・。また、数字は大きい方が耐震性があるのですか?・・・・・

耐震等級とは、地震の力に対する構造躯体の倒壊や崩壊などのしにくさを数字で示したもので、数字が大きいほど地震に強い建物を示しています。
新築の場合、1から3までの3段階で評価し、最低限の耐震性能として耐震等級1と同等の性能が建築基準法で定められています。また、長期優良住宅やフラット35S(住宅金融支援機構の住宅ローン)などの住宅仕様では、耐震等級2と同等の耐震性能が求められています。
(確認申請が下りないと、工事は出来ません。過剰な心配は無用です!)

依頼して建物が完成するまでの期間は何か月くらいですか?・・・・・・

諸条件により当然ケースバイケースですが、一般的な、平坦で軟弱地盤でない敷地に、一般的な木造2階建て住宅を建設する場合で、設計(基本+実施)に3~8ヶ月、工事に半年くらいが目安です。ただ、軟弱地盤等の土地ですと、地盤改良等の地面より下の工事に、意外に時間とお金が掛かるケースもあります。また、住宅性能評定取得や長期優良住宅の場合などは、確認申請取得期間が多少長くなる可能性があります。
(基本設計が固まるまでの期間と、地盤の良し悪しが大きく影響します)

最近、創エネ住宅とかスマートハウスとかいう言葉をよく耳にするのですが、具体的には、どんな住宅ですか?・・・・・また、太陽光と太陽熱の違いは?・・・・・

創エネ住宅とは、再生可能エネルギー(光、風、地熱等の自然エネルギー)により自分でエネルギーを創る住宅の事で、太陽光と太陽熱が主なものです。その太陽光と太陽熱ですが、どちらも住宅の屋根にパネルを設置し、太陽光は発電システム、※太陽熱は熱利用システム(古くは風呂の湯を沸かすユワイターなどが有名)です。
※太陽熱の熱利用システムに関しては、私の事務所では「そらどまの家」をお勧めしています。それは屋根(パネルの設置は不要)から直接太陽熱(夏は夜間の冷気)を取り入れ、ダクテイングにより床下のコンクリート(厚さ20~30cm)へ送り蓄熱(夏は蓄冷)をするとともに、床暖房(夏は床冷却)をするシステムです。冬・夏共に、ピーク期以外は他の暖令房はいらず、とても快適です。
スマートハウスとはHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などのIT(情報技術)を使っての家庭内のエネルギー管理システムで、太陽光発電や蓄電池などや、家電、住宅機器などを一元的に管理し、省エネでコストがかからないよう判断して制御するシステムを持つスマートな(賢い)住宅。ただし、私見としては、かなりのイニシャルコスト(ただし補助金制度あり)とメンテナンスコスト(耐用年数は未知数)を覚悟する事と、単なる電気の使い回しとなり、水、食料、ゴミ問題等も含めてエネルギーセービング(全ての無駄をなくそう)という本来のエコ、省エネ意識の欠如にもなりかねない事が懸念されます。
(全室照明つけっぱなしで、真冬にTシャツ1枚でアイスクリームを食べるような感覚はNGです)

スマートハウスを設計事務所で設計してもらえるのでしょうか?・・・・・

これは、ある意味、深い質問です(笑)。スマートハウスを構成する1つ1つの技術や機器は現代の技術で確立された設備であり、それを設置する事ですので、当然答えはYESです。ただ、非常時には役に立たない可能性あり(改良型も出てきてはいます)。しかし、本来、まずは住宅自体が、本当に快適で心地よいかが最重要で、自然素材でなく石油化学製品で出来た家(コンセプトの所を参照して下さい)のスマートハウスでよいのでしょうか?それと、前述した通りエコライフやエネルギーセービングの観点で考えると、疑問あり・・・。人と環境にやさしい「環境共生住宅」を目指すなら、どんなスマートハウスでもOKとは、いかないでしょう。
(ZEH-ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスもパッシブソーラーの考え方が重要です)

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